カラコンの装用に関して注意するべきこと

手軽に目の色を変えることができるというファッション性の高さから、カラーコンタクトレンズ(カラコン)が人気を集めてます。一般的な視力矯正用に用いるコンタクトレンズとは異なり、ファッションアイテムという意味合いの強い製品ですので、装用する場合に適切な取り扱いを怠ることによって、目の病気につながることも指摘されておりますので十分な注意が必要です。

カラーコンタクトレンズは、基本的に長時間の装用には向いていないという点を知っておくことが重要です。色素を含めた素材で作られているために、一般的な製品よりも酸素透過率が低くなりがちで目に対する負担が大きくなります。そのため、1回あたりの装用時間を厳密に守ることはもちろんですが、できる限り必要のないときには外しておくようにするなど、目に負担をかけないようにすることが重要です。

初めて使用する場合であれば、長くとも3時間から4時間を目安とし、慣れてきてからも8時間を超えることのないようにしましょう。目の健康を害することのないように使用前に手をよく洗うこと、付けたまま眠ってしまうことをしないようにすること、使用後にはきちんと洗浄液でこすり洗いをすることなどを守りましょう。